植栽を考える

スタッフブログ

本社改修工事の竣工や50周年イベント、法人向け見学会と激動の一週間があっという間に過ぎていきました。時間をおきながら、相羽建設本社リノベーション後の見どころや魅力を少しづつでもお伝えできればと思います。今日は小林賢二アトリエさんによる植栽造園をお伝えします。

ちょうど1週間前 の7月13日に本社の植栽造園を行いました。それまではずっと雨が続いていたのですがこの日だけは不思議と晴天に恵まれています。正面の木がこの庭の中心として考えたというダンコウバイ。
作業風景。この庭について「シロモジ、クロモジ、ダンコウバイ等の高木にならない中低木の落葉樹を中心に植えて、それほど広くないスペースの中に小さな林のような風情をつくろうとした」と小林さんは語っています。
ラベンダー等の下草も軽やかです。
玄関アプローチ側 左がマリバシャリンバイ、右がクロモジ
小さな景石(水鉢)。香川県高松市の庵治石(あじいし)。採石場でもたまにしかとることのできない窪みのある貴重な自然石と聞いています。
建物側には大きなの異なる伊勢砂利を敷いています。植栽に近いところには径の小さい石を配しています。

植栽を植えたばかりの時期はまだ根がこの土に根付いていなく不安定な状態です。そのために根づくまでは毎日の水やりがとても大切。夏場は朝または気温の下がった夕方にたっぷりと水をあげる必要があり、この先2ヵ月程は継続していく必要があります。愛着のあるこの庭が経年や四季の中でどう変化していくのかを楽しみながら付き合っていきたいと思います。

施設建築事業部 荻野照明

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