昭島市に新たに建てられた、障害者のための支援施設「ゆいのもりわかば」をご紹介します。
延床140坪超の大きな木造建築は、利用者さんが仕事をするスペースやみんなが集う休憩室、相談室など、障害者支援のための様々な用途を持っています。
設計は住宅建築や保育園など施設建築で何度も協働している市川設計の市川淳さん。「実際に施設を利用するみなさんと交流の機会があったことで、設計も全く違う答えが出ました」と市川さん。ゆいのもりわかば施設長の田中さんと何度も話し合い、時に利用者さんとコミュニケーションを図りながら、緻密に設計された空間が完成しました。印象的なグリーンのアクセントカラーは『森』という、ゆいのもりグループの共通ワードから。外壁や壁、ドアの塗装など全5種類のグリーンが市川さんのセンスによって巧みに配置されています。