大学セミナーハウス開館50周年を記念して建設された食堂棟。
「学生だけでなく地域の人たちにも、もっと気軽に来てもらえるところにしたい」という法人側の想いから、もともと本館内にあった食堂の改修ではなく、新築として見晴らしの良い場所に建てられました。
空間全体を包み込むような木のぬくもりを感じる食堂内。遠くの景色を眺めながら食事ができるテラス席や、調理師さんたちの顔が見える活気ある厨房など、魅力がたくさんつまった食堂棟。
これまで敷地内にある他の建物はコンクリートでつくられてきましたが、「建物を永く使い続けてもらえるように、伝統的な木造技術と地域の材を用いて職人さんたちの手でメンテナンスができることを大事にしたい」……そんなご要望をもとに、木造施設という選択へ。
今後はこの「Dining Hall やまゆり」をきっかけに、学生はもちろん社会人や地域の方も気軽に訪れていただき、そこから様々なつながりが生まれていくことを楽しみにしています。