昭和40年にキリスト教保育を指針として開設された、いづみ愛児園。
より多くの子どもたちを受け入れられるように――そんな想いから、本館の斜め向かいに、新しく別館の木造施設がつくられることになりました。本館では0~4歳、別館では5~6歳の子どもたちが、それぞれのペースで元気に過ごしています。
机や洗面台・トイレなどは、通常の住まいとは異なる保育園ならではのコンパクトなサイズ感。さらに、子どもの背丈の高さまで数センチ隙間を開けてつくられた引き戸部分は、「誤って手を挟まないように」という設計士さんの思いやり。それを建具屋さんが手仕事で丁寧に仕上げています。設計士さんや家づくり職人さんの、子ども達のためのこんなちょっとした工夫が園内のいたるところに施されています。