「子どもたちの豊かな想像力や自発性を育みたい」という園長先生の想いのもと、8ヵ月の工期を経て園舎の建替え工事が行われました。
1日の中で寝ている時間を除けば、自宅よりも保育園で過ごす時間の方が長い。これは園児だけでなくここで働く先生たちにとっても同じことが言えます。だからこそ「施設」ではなく「ちょっと大きな第2の我が家」として、皆にリラックスしながら過ごしてもらいたい。
そんなご要望から身体に優しい自然素材を用いたり、教室の天井を家と同じスケールにすることで落ち着きを感じるような設計工夫がされました。また、中庭を囲うように乳児棟と幼児棟が配置された平面プランには、各年代の園児たちが一体となって成長していけるようにとの園の想いが込められています。
ひとつ大きな屋根の下で大人も子どもも笑顔で楽しく過ごせる、大家族のようなあたたかみのある保育園。